SSPとは

近年、Webマーケティング用語としてDSPという言葉が普及してきましたが。
SSPという言葉もご存知でしょうか

DSPとはDemand Side Platformと呼ばれる広告主サイドのインターネット広告の広告配信システムです。

今までの広告は、広告枠の提供者であるメディア側が出稿金額や掲載期間や露出量を設計した広告商品をつくり、広告主や広告代理店に販売するのが一般的でした。要するに「メディア側」が用意した売り物を広告主が選別して購入する、という商習慣でした。

しかし、DSPを通じて、広告主側が、自らが求めるとターゲットと、金額、期間、露出量を自由に決めて、その条件にマッチングしたユーザーにだけ広告を露出することができるようになったのです。

それでは、DSPで出稿条件を自由に設定すると、その広告がどのメディアに掲載されるのか?その掲出先であるメディア側の広告枠を束ねるシステムがSSPです。

DSPは広告主側のプラットフォームですが、SSPは掲出先メディアのプラットフォームで、
この両者が接続され毎秒単位で広告枠の売買取引が行われているのです。

SSPの正式名称はSupply Side Platformで、直訳するとメディア提供者側のプラットフォームです。

広告枠の運用に使われるSSP

Webメディアの運営者が自らのメディアに広告枠を設けて販売する場合、いくつかの方法が考えられます。

まずは、①予め広告露出量と金額と期間を定めて販売する方法。例えば、100
impressionを100万円で1週間販売する、という方法です。

そして、②ユーザーがサイトに訪問する度に、それぞれリアルタイムに販売する方法。
こちらは事前に特定の広告主に販売するわけではなく、1ユーザー単位で、強いては1impression毎にそのユーザーに広告を露出させたい広告主に販売する方法です。

証券取引に置き換えると、
1 は事前に売買金額を決定して取引される先物取引に似ています。
2 はその時の金額で入札するデイトレードに似ています。

なので、②のように1impression毎に売買を行う方法は、Webサイトが読み込まれた際に、瞬時にそのユーザーを欲しがっている広告主の条件とのマッチングが行われ、最も適すると判断された広告が表示されます。その間わずか0.00…秒の世界、リアルタイムです。
ですので、この売買方法はRTB(Real Time Bitting)と呼ばれています。

瞬時にimpression単位で販売するには、その都度、広告主側と売買のやりとりを秒単位で行うのは物理的に困難なため、自社の広告枠を広告販売卸先のシステムに預けておく方法が取られています。

それら各Webサイトの広告枠の卸し窓口であり、集約をしているのがSSP(Supply Side Platform)なのです。

SSPの仕組み

メディア運営者は、SSPに対して自分のWebサイトの広告枠を「いくらで売りたいのか」「提供する広告表示量はどれくらいか
「どのような広告主に売りたいのか」等を事前に指定しておきます。

ユーザーがWebサイトに訪問した際、瞬時にSSPに対して広告表示のリクエストが送られます。そしてDSP側から送られてくるたくさんの広告主の配信条件の中から選別作業が実施され、条件がマッチングした広告がWebサイトに表示されることになります。

Webサイト運営者にとっては、予め広告枠の販売したい金額などの条件を指定するため、
設定した後はDSPとSSPと通じて自動的に広告売買が成立していきます。広告収益を考える運営者様にとっては、きちんと活用すれば手間のかからない便利なシステムと言えるでしょう。

SSPを提供している事業者様も複数あり、それぞれ様々なWebサイトと連携しています。例えばスマートフォンの広告枠を多く保持しているSSPや、海外メディアを得意とするSSPもあります。

SSPは、より売買成立の機会を増やすために様々なDSPと連携しています。
DSPとSSPの連携が進み、更にDSPはたくさんの広告主様の利用されるようになり、SSPはよりたくさんの広告枠を提供できるようになれば、取引される広告量の幅が広がり市場自体の牽引に繋がるのです。

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